2026-05-10
日本の主要ニュース
1. 磐越道バス事故—北越高校が2度目の記者会見、運転手の「緩み」を最大原因と説明
- 5月10日、新潟県の北越高校が、5月6日に磐越自動車道で発生した部活動移動中のマイクロバス事故について2度目の記者会見を実施
- 同事故ではソフトテニス部員の稲垣尋斗さん(17)が失血死、ほか高校生5人が骨折などの重傷、軽傷を含む死傷者は計21人
- 高校側は最大の原因を運転手の「緩み」と説明する一方、レンタカー手配の経緯を巡り運転手を派遣したバス会社と主張が食い違う
- 運転手の若山哲夫容疑者(68)は「速度の見極めが甘かった」と供述し、過失運転致死傷の疑いで逮捕済み
2. 作家・鈴木光司さん死去、68歳—「リング」「らせん」でJホラーブームの火付け役
- ホラー小説「リング」「らせん」などで知られる作家の鈴木光司さんが5月8日午後5時ごろ、病気のため東京都内の病院で死去、68歳
- 1990年に「楽園」で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー、91年刊行の「リング」がベストセラーに
- 続編「らせん」で吉川英治文学新人賞を受賞、両作の映画化を契機に「貞子」キャラクターが世界的に普及
- 海外でのリメイクも相次ぎ、Jホラーブームの世界的な火付け役となった
3. ベッセント米財務長官、11日から訪日—円安・対中戦略を高市首相らと協議へ
- ベッセント米財務長官が5月11日から3日間の日程で訪日し、高市首相、片山さつき財務相、植田和男日銀総裁と相次ぎ会談する予定
- 投機的な円売りへの対処、対ドルで進む円安の動向、対中国戦略などが主要議題
- ベッセント氏は5月14〜15日に北京で予定されるトランプ大統領と習近平国家主席の首脳会談に同行する見通し
- 訪中前に同盟国・日本との結束を確認し、為替・経済安全保障で歩調を合わせる狙い
4. 国家情報会議設置法案、参院で審議入り—プライバシー保護への懸念残る
- 政府によるインテリジェンス(情報収集・分析)の司令塔機能強化を目指す「国家情報会議」設置法案が、5月8日から参議院で審議入り
- 衆議院では4月22日に内閣委員会が、23日に本会議で与党と中道改革連合・国民民主党などの賛成多数で可決済み
- 衆院内閣委は情報収集にあたるプライバシー保護への配慮を求める付帯決議も併せて可決
- 高市首相の答弁にも「国民のプライバシー保護」を巡る懸念が残るとされ、今国会での成立公算が大きい
5. 関東以西で夏日続出—来週後半は「10年に一度」の高温予想
- 5月10日(日)は北日本から西日本の広い範囲で晴れ、関東から九州にかけて25℃以上の夏日となる地点が増加
- 気象庁は来週後半(5月中旬)にかけて「10年に一度レベル」の高温が予想されると発表
- 東北南部から九州、沖縄にかけて最高気温30℃以上の真夏日となる地点も予想され、熱中症への注意喚起を呼びかけ
- 早期の暑さ対策に加え、災害時のペット同行避難に関する指針改定の検討も進められている
海外の主要ニュース
1. ロシア・ウクライナ、3日間停戦が発効—トランプ大統領仲介、捕虜1,000人交換も合意
- トランプ米大統領は5月8日、ロシアとウクライナが要請に応じ5月9〜11日の3日間停戦に合意したと発表
- 停戦は対ロシア戦勝記念日(5月9日)と重なり、軍事行動の全面停止に加え、両国それぞれが捕虜1,000人を交換することで合意
- ゼレンスキー・ウクライナ大統領、プーチン大統領の補佐官ウシャコフ氏が合意を確認
- ただしウシャコフ氏は10日、停戦延長は「根拠がない」と発言し、終戦への道筋は依然として不透明
2. プーチン大統領、戦勝記念パレードを大幅縮小—45分・19年ぶりに戦車・ミサイル不在
- 5月9日、モスクワ・赤の広場でロシアの戦勝記念日パレードが開催されたが、規模は45分・現代史上最短に
- ウクライナの長距離ドローン攻撃を警戒し、戦車・ミサイルなど重装備の地上展示は19年ぶりに無し
- 北朝鮮兵士が初めて別編隊として登場、外国指導者の参列は乏しくクレムリンの孤立が浮き彫り
- プーチン氏は「勝利は常に我々のものだった」と演説し、ウクライナでの戦闘継続の意思を強調
3. 俳優ヴィジャイ氏がタミル・ナードゥ州首相に就任—59年続いたDMK・AIADMK体制を打破
- 5月10日午前10時、TVK(タミラガ・ヴェットリ・カザガム)党首ジョセフ・ヴィジャイ氏がチェンナイのネルー・スタジアムで宣誓し、タミル・ナードゥ州の新首相に就任
- 1967年以来DMK(ドラヴィダ進歩連盟)とAIADMK(全インド・アンナ・ドラヴィダ進歩連盟)の二大政党が独占してきた州政権を打破
- 9人の閣僚も同時に宣誓、コングレス党のラーフル・ガンディー氏や女優トリシャ氏も列席
- 映画俳優出身の州首相としてはMG・ラーマチャンドラン氏、ジャヤラリター氏に続く3人目
4. イランIRGC、ホルムズ海峡で米軍に警告—「ミサイル・ドローンは標的をロック」
- 5月10日、イランの革命防衛隊(IRGC)海軍司令部がX上で、米国によるイラン船舶への攻撃が続けば「米国の地域拠点と艦船に大規模反撃を加える」と警告
- IRGC航空宇宙軍も「ミサイルとドローンは敵を捕捉済み、発射命令を待つ」と表明
- 米軍は5月8日、ホルムズ海峡で封鎖突破を図ったとされるイラン国旗の石油タンカー2隻を攻撃機で無力化
- 米・イランの停戦下にもかかわらず、ホルムズ海峡を巡る軍事的緊張は深刻化、海運の事実上の停止状態が続く
5. トランプ大統領、5月14-15日に訪中—Boeing・Citigroup CEOら経済使節団同行
- トランプ米大統領は5月14〜15日に北京で習近平国家主席と会談予定、本来は4月初めに計画されていたが、イラン戦争で延期
- ボーイング、シティグループ、マスターカードのCEOら米経済界トップが大統領に同行する見通し
- 議題は貿易、台湾、イラン戦争、AIなど、米中関係の「不安定な安定」維持が焦点
- 経済分野での具体的な成果が優先される一方、核安全保障など機微な議題が浮上する可能性も