2026-04-28
日本の主要ニュース
1. 日銀、政策金利0.75%据え置き決定――次回利上げは6月以降の見通し
- 日本銀行は4月27〜28日に開催した金融政策決定会合で、政策金利を0.75%に据え置くことを決定した
- 中東情勢の不透明感からエネルギー価格が上昇しており、景気・物価への影響を見極めるために今回は現状維持とした
- 植田日銀総裁は15:30から記者会見を行い、今後の金融政策運営について説明する予定
- 市場では次の利上げは早くて6月会合との見方が優勢で、最終的な政策金利見通しは2.00%へ上方修正された
2. 高市内閣支持率、4月は報道各社で上昇・下落が割れる
- 4月後半に実施された各報道機関の世論調査で、高市早苗内閣の支持率は上昇・下落に割れた
- 3月の日米首脳会談後の高評価から反動が出ている可能性が指摘されており、日経・テレ東調査では69%(前月比3ポイント低下)
- 無党派層の支持率は49%と13ポイント低下しており、支持基盤の幅広い維持が課題
- 日米首脳会談そのものについては「評価する」が65%に上るなど、外交面では引き続き高い評価を受けている
3. ホルムズ海峡危機、通航量95%減が継続――エネルギー供給への影響深刻
- 米国・イラン間の対立によりホルムズ海峡の通航量は戦前比約95%減の状態が続いており、原油・LNG輸入の約8割をホルムズ海峡経由に依存する日本への影響が深刻化している
- 4月28日、米ルビオ国務長官はイランが提示した「核問題を先送りし海峡再開を先行させる」和平案を拒否した
- イラン議会は1バレル1ドルの海峡通行料制度を法制化しており、満載のスーパータンカー1隻あたり最大約200万ドルの支払いが必要
- 地経学研究所など専門機関は、日本が米国依存を超えた「有志連合」形成による独自対応を検討すべきと提言している
4. ドル/円、日銀会合結果待ちで横ばい――植田総裁の発言に注目
- ドル/円は3月前半から横ばいが続いており、4月28日時点で159円台前後で推移している
- 日銀の政策金利据え置きは市場に織り込まれており、焦点は植田総裁の記者会見での今後の利上げに関するニュアンス
- ユーロ/円は186円台で推移しており、ホルムズ海峡情勢を背景に原油高・円安圧力が続いている
5. GW直前、全国で空き巣の下見相次ぐ――午後3時台に集中か
- ゴールデンウィークを前に、全国各地で空き巣の下見とみられる不審者の目撃情報が相次いでいる
- 不審者の出没は午後3時台に集中しているとの傾向が報告されており、留守にする家庭への注意が呼びかけられている
- 警察は施錠の徹底や近隣住民との連携など、防犯対策の強化を促している
海外の主要ニュース
1. 米・イラン停戦期限迫る――ルビオ国務長官がイランの和平案拒否
- 4月28日(現地時間)深夜にはイランとの停戦合意期限が到来し、交渉の行方に世界が注目している
- ルビオ国務長官は「核問題を先送りし海峡再開を先行させる」とするイランの和平案を拒否したと報道された
- 米国はホルムズ海峡の無条件再開・核施設解体・代理勢力への支援停止を要求しているのに対し、イランは制裁全面解除・ウラン濃縮権の承認などを主張しており、交渉は難航
- ブレント原油は1バレル95ドル超まで上昇しており、交渉が決裂した場合のさらなる原油高が警戒されている
2. 米FRB、4月FOMC開幕――金利据え置きが大勢、エネルギー高でインフレ懸念
- 米連邦準備制度理事会(FRB)は4月28〜29日の日程でFOMC(連邦公開市場委員会)会合を開催している
- 現行の政策金利(FF金利誘導目標3.50〜3.75%)を据え置く方針がコンセンサスとなっており、声明と29日の記者会見が焦点
- 中東情勢に起因するエネルギー価格高騰により3月CPIは前年比3.3%に加速しており、利下げ転換への慎重姿勢が続いている
- パウエル議長は今任期末を迎えており、後任人事への関心も高まっている
3. トランプ大統領の支持率、第2期最低水準に――経済・イラン対応に不満
- 複数の世論調査でトランプ大統領の支持率が第2期最低水準を記録し、全体支持率は33〜40%台にまで落ち込んでいる
- 経済運営への支持率は39%(不支持60%)と急落しており、「トランプの政策で経済が悪化した」と答えた有権者は65%に達した
- 米国民の74%が「議会民主党は優先事項が間違っている」と回答しており、共和党の弱体化が民主党への支持に直結しない構図も明らかになっている
- インフレへの対処に対する純支持率はマイナス46に達し、過去最低を記録した
4. ULAのAtlas Vロケット、Amazon「Project Kuiper」衛星29基の打ち上げに成功
- 米United Launch Alliance(ULA)のAtlas Vロケットが4月27日夜(米東部時間)、フロリダ州ケープカナベラルからAmazonの低軌道通信衛星29基を搭載して打ち上げに成功した
- 「Amazon Leo 6」ミッション(LA-06)で、衛星29基すべてが目標軌道に投入されたことをULAが確認
- Amazonの「Project Kuiper」(旧名称)は最終的に3,200基超の衛星で構成されるブロードバンドコンステレーションを目指しており、完成には80回以上の打ち上げが必要
- 4月だけで2回のAtlas V打ち上げを実施しており、SpaceXのStarlinkに対抗するKuiperの整備ペースが加速している
5. EUでノートPCへのUSB-C充電対応が本日より義務化
- EU指令(Directive 2022/2380)に基づき、4月28日からEU域内で新たに販売されるノートPCにはUSB-Cポートによる充電機能の搭載が義務付けられた
- スマートフォン・タブレットに続く対象拡大で、消費者の充電器の統一化と電子ゴミ削減が目的
- 15W超での充電にはUSB Power Deliveryへの対応が必須となり、メーカーは充電器の同梱有無を製品説明・パッケージに明記する必要がある
- ゲーミングPCや高性能ワークステーションなど100W超の電力を要するモデルは対象外