2026-04-26
日本の主要ニュース
1. 高市総理、防衛装備移転三原則の改正方針を表明
- 4月21日の総理就任半年会見で、高市総理が防衛装備移転三原則の改正等について見解を示した。
- これまでの5類型から対象を拡大する方向性が示され、外交力・防衛力・経済力・技術力の総合的な国力強化を進める姿勢を強調した。
- 中東情勢の緊迫化を受け、安全保障政策の見直しが論点となっている。
2. 月例経済報告、景気判断「緩やかに回復」を20カ月連続で据え置き
- 政府は2026年4月の月例経済報告で、景気判断を20カ月連続で「緩やかに回復」と据え置いた。
- 中東情勢の影響を注視する必要があると明記され、原油価格上昇による企業コスト増への警戒感が示された。
- 公共投資は「底堅い」から「堅調」に上方修正された一方、個人消費は回復が鈍く、明確な強弱が混在している。
3. 改正民法施行、離婚後の「共同親権」制度がスタート
- 4月1日に改正民法が施行され、離婚後に父母双方が子どもの親権を持つ「共同親権」の選択が可能となった。
- 1948年以来の家族法の大きな転換点とされ、養育費や親子交流のルールも変更された。
- DVや虐待の恐れがある場合、家庭裁判所は単独親権としなければならないと規定されている。
4. 「こども誰でも通園制度」が4月から本格実施
- 親の就労要件を問わず、0歳6か月から満3歳未満の未就園児が月一定時間、保育所等を利用できる新制度が全国の自治体で本格的に始動した。
- すべての子育て家庭への支援強化と、こどもの良質な成育環境の整備を目的としている。
- 時間単位等で柔軟に利用できる通園給付として位置付けられている。
5. 日経平均5万9,716円で堅調、円相場は159円台で推移
- 4月25日の日経平均株価は前日比575円95銭高の5万9,716円18銭で終え、夜間取引でも先物が6万円台を回復した。
- 25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロス目前となり、短期的な上昇モメンタムが強まっている。
- 24日のニューヨーク外為市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、1ドル=159円30〜40銭で取引を終えた。
海外の主要ニュース
1. EU、ウクライナ向け1,060億ドル融資パッケージを承認
- ハンガリーが拒否権を撤回したことで、EUは900億ユーロ(約1,060億ドル)の対ウクライナ融資パッケージを正式承認した。
- 2026年・2027年にそれぞれ450億ユーロが提供され、約3分の1が政府の予算支援、残りが防衛・武器調達に充てられる。
- ウクライナの返済はロシアが戦争賠償を支払い始めた後に開始されることで合意した。
2. DeepSeek、新フラッグシップAI「V4-Pro」「V4-Flash」を公開
- 中国DeepSeekは4月24日、V4-ProとV4-Flashの2モデルを発表し、APIおよびMITライセンスのオープンウエイトとして即日公開した。
- V4-Proは総パラメータ1.6兆・アクティブ49Bで、コーディング・推論・エージェントタスクで最先端クラスの性能を主張している。
- 100万トークンのコンテキスト長、Hybrid Attention Architectureの採用、Pro入力100万トークン1.74ドル・出力3.48ドルという破格の価格設定が特徴。
3. チェルノブイリ原発事故から40年、国連が核の平和利用を呼びかけ
- 4月26日でチェルノブイリ原発事故から40年を迎え、各国・国際機関が追悼イベントを開催している。
- 国連総会は核技術の平和利用を訴え、IAEAを通じた国際的な保障措置と協力の重要性を強調した。
- ウクライナ戦争でロシア軍がウクライナの原子力施設付近で活動を続けていることから、新たな原子力事故への懸念も高まっている。
4. 米・イラン停戦延長、ホルムズ海峡の緊張は継続
- トランプ米大統領は、イラン政府が「深刻に分裂している」ことを理由に対イラン停戦の延長を発表し、テヘラン側に統一提案を求めた。
- 一方でホルムズ海峡では、米軍がイラン産原油密輸タンカーへの臨検を強化し、24時間で同海峡を通過した船舶はわずか12隻にとどまっている。
- イランは米国の対抗封鎖を「停戦違反の前兆」と批判し、海上情勢は依然として不安定。
5. IMF、世界経済成長率を3.1%に下方修正、中東紛争が新たな試練
- IMFが4月の世界経済見通し(WEO)を公表し、2026年の世界成長率予測を3.4%から3.1%へ下方修正した。
- 中東紛争の影響でホルムズ海峡通過船舶が前年同期比95%減となり、世界的なインフレ再上昇のリスクが指摘されている。
- 金融安定理事会(FSB)も、中東情勢が市場ボラティリティの高まりと金融環境の引き締まりを通じて世界の金融安定を脅かしていると警告した。